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FM Towns: Free Software Collection 11
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1995-08-09
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14KB
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270 lines
以下にMGV2の変更履歴を挙げておきます。
初代MGV及び、MGV486の内容については、省略させて戴きます。
Ver3.00 ・ファーストリリース
・デバッグ版
・旧MGV486からの変更内容の記載は省略
・ ERI-NET期間限定公開
Ver3.01 ・解像度のユーザー指定を可能にした
・ CPU値の演算方法を若干変更し、CXで約1000になるようにした
・非公開
Ver3.02 ・ハイエンドモード時に、ミニアニメが出来なくなっていたバグを修正
・画像の壁紙化を指定可能にした
・ファイルセレクタで、ディレクトリィもタイムスタンプを表示させる
ようにした。
・ディレクトリィもソーティング表示の対象にした
・指定拡張子のクリックでもセレクタの表示設定を可能にした
・マウスでも連続表示の中断を可能にした
・メニュー操作でも、連続表示の再開を可能にした
・ボタン等の名称を一部変更
・非公開
Ver3.03 ・使用中に CPUの速度を変更可能にした
・ビギナーズモード時には、送金先の案内を出さずに、不要の旨のメッ
セージを出すように変更した
・ミニアニメウィンドウのクリックでも、拡大率を変更を可能にした
・非公開
Ver3.04 ・ MiVの IXF拡張子の(縮小画像)アイコンデータ表示を可能にした
・各種設定状況や履歴内容を保存出来る、環境ファイルを設けた
・ PIC形式(APIC)で、機種タイプ88VAのHRモード時の色が異常だったバ
グを修正
・ウィンドウカラーを、メニュー上で4タイプに変更可能にした。
・ハイレゾで画面を毎回初期化して連続表示した場合、 CRTのイニシャ
ライズが間に合わない為に巧く機能しない障害を修正
・一部のマウス座標の復帰が不規則なのを修正
・INFOウィンドウの内容を若干詳細にした
・非公開(一部配付)
Ver3.05 ・全角文字名の一部で、ディレクトリィアップを行った場合、ディレク
トリィトップに戻ってしまうバグを修正
・ハイレゾ/フルカラー未対応の旧OS等の別環境で、環境ファイル参照
で実行した場合、ハングアップする場合の有るバグを修正
Ver3.06 ・ MiVのアイコンデータ表示時に、 MiV同様にアイコンクリックによる
画像の表示を可能にした。
・ MiVのアイコンデータ表示時に、スクリーンアスペクトが初期化され
て無かった不具合を修正
・[CTRL]+[SHIFT]+[ESC]で強制終了可能にした
・環境ファイルのパスを無指定で”ディレクトリィ移動有り”で登録し、
実行した場合、環境ファイルの更新が出来なかったバグを修正
・非公開(プライベート版送付)
Ver3.10 ・ハイエンドモード時に使用可能な、画像処理機能を加えた。
楽しみながら画像を見る事を主目的とした簡易的な物で、以下の機能
が有る
RGB平滑化/輪郭補正輝度平滑化,輝度輪郭強調/輝度輪郭ぼかし,
RGBディザ/輝度ディザ,輝度アップ/輝度ダウン/輝度差拡大/
輝度差縮小,色差アップ/色差ダウン,輝度成分抽出
・ウィンドウ上のマウス座標を環境ファイルに保存するようにした。
・エキスパートモード以上の時、壁紙クリックでも、画像の再表示を可
能にした。
・ウィンドウカラーに明るく春らしい、ピンク調の物を加えた
・事前に[CTRL]キーを押していると、Exitボタンを押しただけでも終了
してしまう場合の有るバグを修正
・非公開
Ver3.11 ・画像処理時に頻繁に行うRGB→YUV及びYUV→RGB変換による画像の劣化
を、精度の高いパラメータと補数値を与える事によって幾分修正した。
・JPEG形式で、高品位モード専用IDCT変換ルーチンの固定少数点演算の
精度が高いのに補数を付けていた為に、色調が強調される場合があっ
た点を修正
・画像処理機能で一部の物を、精度を上げ条件を増やす等をして、若干
品位を上げた
・ MiVのアイコンデータの表示操作で、前のページに戻れるようにした
Ver3.12 ・画像処理の機能の一部をアセンブラ化した事による高速化
・同機能のRGB/輝度ディザで、ディザの数を示すレベルに、ディザ
の色数を設定が可能な物に置き換えた。
これによって、画像品位を大きく損なう事無く、ディザを多く出す事
が可能
・ MiVのアイコンデータの表示時に、総アイコン数が4の整数倍の場合、
最終ページ時にハングアップするバグを修正
・フルカラー/ハイレゾが使用可能に設定されている環境ファイルを、
T-OSv1.1で参照して立ち上げた場合、画像表示時に強制終了する場合
の有るバグを修正
・その他の些細なバグを修正
・非公開
Ver3.13 ・連続表示時のウェイトを入れていても、 CRTの高解像度⇔中解像度切
り換えが、画像の表示に追いつかない場合が有る為に、その場合はウ
ェイトを長く取るようにした
・画像処理機能に、画像のネガ(色反転)を加えた。
赤,緑,青,RGB,輝度,色差の6タイプが有る
・画像処理機能で、色差のアップ/ダウンを、UとV別々に行えるよう
にし、色合いの変化の幅を広げた
・画像処理機能の一部を、演算テーブルを用いて乗除算命令を省く事で、
速度を上げた
・非公開(プライベート版配付)
Ver3.14 ・画像処理機能に、輝度シャープ化と色差平滑化を加えた
・画像の連続表示の”再開”に、バリエーションを増やした
・[CTRL]+[ESC]でも強制終了されるバグを修正
・[CTRL]+[矢印キー] で、超高速スクロールさせるようにし、
キーボード操作での巨大サイズの画像を見易くした。
Ver3.15 ・画像処理機能の未アセンブラ化部分の大半を、アセンブラ化した。
・TIFF形式で、EOF_CODEの無い LZW圧縮ファイルがハングアップする障
害を回避
Ver3.16 ・フリコレ対応版
・ LZW圧縮の著作権によって、 GIF形式のサポートは許可が必要になっ
た為、 GIFを削除した。
・CD起動を可能にする為、 PACKEXPで圧縮をかけずに配付
Ver3.17 ・X68Kの GL3形式に対応
・ PIC形式で、ファイルサイズが524288バイトの未知のフォーマットに
限り、 GL3と同じ処理をさせる仕様に変更
・ GIF形式に対応していても、MGV2では著作権上問題が無い模様なので、
GIF形式を復活させた
・非公開
Ver3.20 ・APIC画像などに多い、上下又は左右の2画面データを連結表示する、
自動連結表示機能を加えた
・マウス操作で前後の画像に進める、移動表示機能を加えた
・画像のセンタリング表示のON/OFFを設定可能にした。
OFF時には、画像の開始座標が有効になります。
これと移動表示を併用する事によって、 MAG形式画像などの部分セー
ブデータの重ね合わせ表示が可能になった。
・非公開(プライベート版配付)
Ver3.21 ・12ドットフォント表示で、第二水準の漢字表示に対応させた
・簡易テキストページャーで、16ドットフォントの表示も可能にした
・ヒストリーウィンドウの操作をキーボードでも可能にした
・ヒストリーウィンドウから、MiVのアイコンファイルを表示した場
合、マウスの移動範囲が狭められるバグを修正
・DIETで圧縮している文書ファイルを表示した場合、テンポラリーファ
イルが作成出来無いと、それ以降全ての文書ファイルが表示出来なく
なる等の障害が発生するバグを修正
・エラーメッセージの消去を、キーボード操作でも可能にした
・非公開(一部配付)
Ver3.22 ・セレクタで表示可能なファイルの最大数を、ユーザー設定可能にした。
・PICT形式( MacのPICTファイル)で、JPEG in PICTの物のみ対応させ
た。
・"HomeStudio"等で用いられている、拡張子 ILSのTIFF形式画像の表示
に対応させた
・JPEG形式の Macのマルチヘッダーフォーマットのチェックを緩和した。
これによって、曖昧なヘッダの物も或る程度対応した。
・JPEG形式で、"apple_mark"の文字列があれば、全てマルチヘッダーと
同じ処理をしていた為に、メモリー不足となる場合のあった点を修正
・JPEG形式で、マルチヘッダーにメモリー不足等のエラーが発生した場
合、エラーメッセージが表示され無いバグを修正
・画像のセンタリング表示で、拡大率が1以下の場合はうまくいかない
場合の有るバグを修正
・非公開
Ver3.23 ・連続表示時に、高解像度⇔中解像度の切り替えや、アスペクト比率変
更があった場合、 CRTによっては、画面の切り替えが画像表示に追い
つかない場合が有る為、ハイレゾ CRT専用のウェイトを設けた。
・X68K互換比率画像は、X68K同様に水平周波数を 31.5KHzにした。
・X68K互換比率等の画面のアスペクト比変更を設定可能にした。
Ver3.30 ・コンパイラをHigh-Cv1.7に変更した。これによって仕様が以下の様に
変わった。
1:全てのTOWNS に対応した。
2:対応OSはV2.1のみ。T-OSv1.1では使えない。
3:マウスダブルクリックでのファイルの選択モードを設けた。
4:プログラム終了時のCDDAのミュートが無くなった。
5:ファイルサイズが若干大きくなった。
6:エラー発生時にBEEP音を鳴らすようにした。
7:Exitメニューにサイドワークの項目を設けた
8:コンソール初期化パラメータの排除
・スクロールボックスのドラッグ移動による、ファイルセレクタのスク
ロール表示に対応した。
・SVGAモニターユーザーに配慮し、640X480X32K色画面モードは、横幅
が 512ドットを越えた場合のみ有効とする仕様に変更した。
・ベンチマークテストの誤差を0.5%以内に抑えた。
・テキストページャーの細かな点のバグを修正。
・ERI-NET 期間限定公開
Ver3.31 ・MAG 形式のセンタリング無効表示で、異常な箇所に表示されるバグを
修正
・FreshEでベンチマークテストの CPU値が異常に低くなるバグを修正。
又、初代モデル2で約1000になるように変更
・JPEG形式で、 Macのマルチヘッダーフォーマットの中でも特殊な物の
場合は、物によってハングアップの可能性の有るバグを修正
・ファイルセレクタのスクロールの些細なバグを修正
・非公開
Ver3.32 ・ LZH形式書庫ファイルに対応した
・ディレクトリィアップボタンのデザインを若干変更
・ Ver3.30以降で、連続表示をした後で、画像の再表示が上手くいかな
い場合の有るバグを修正
・ Ver3.30以降で、スクロールボックスのドラッグ移動時に、マウスの
移動範囲が復帰しない場合の有るバグを修正
・環境ファイルを読み込む設定にしている場合、"TMENU.IF2" ファイル
登録などによって、連続して起動終了を繰り返すとファイルが読めな
くなる場合の有るバグを修正
Ver3.33 ・ LZH形式で、ワークディレクトリィが削除出来ず、2回目以降は LZH
ファイルのアクセスが出来ないバグを修正
・ LZHファイル表示後のワークドライブを、表示前のディレクトリィに
戻すようにした
・ LZH形式で、書庫内ファイルのサイズ表示もするようにした
・ LHAで圧縮された自己解凍型の EXEファイル内の閲覧に暫定対応した
・ビギナーズモードで、[実行]ボタンが戻らないバグを修正
・ダブルクリックで上手く文字色が反転されない場合を修正
・若干のコードオプチマイズ
・非公開
Ver3.34 ・ BMP形式で、独自解析によって暫定的にRLE8圧縮に対応させた
・2値画像のハイレゾ表示が、ハングアップするバグを修正
・ CRTの解像度設定で自動変更を加えた
・ LHA解凍時のコンソール表示を抑制した
・非公開
Ver3.35 ・致命的エラーハンドラの登録を行った。これによって、コンソール上
で準備が出来て無いドライブを指定した場合でも、メッセージ表示が
される。
・セレクタタイプが”ダブルクリック”の場合、ディレクトリィを指定
して[実行]ボタンを押しても、ディレクトリィチェンジしないバグ
を修正
・ BMP形式で、RLE8圧縮画像の展開速度の高速化
・BEEPアラーム音のON/OFF設定を可能にした
・配付
Ver3.36 ・一部の演算ルーチンを LIBを使わず自前で用意した事による、若干の
コードオプチマイズ
・ LZH形式で、 LHAが見つからない場合は、メッセージを表示するよう
にした。
・使用上問題の無い些細なバグを修正
・ベンチマークテストの内容を変更し、i486等のキャッシュ内蔵 CPUの
影響も反映される物にした。又、 "GRADE"の表示をやめ、抽象的な表
現を行う "CLASS"に変更した
Ver3.37 ・暫定的な手法によって、IBMフォーマットされたMO(互換媒体)
ドライブに対応させた
・ LZHファイルの展開アーカイバに LHAに加え、 LFDと LHEも選択可能
にした
・ベンチマークテストで、境界整合による CPU値の誤差を修正し、タイ
マーを内蔵時計に変更した
・文字の表示速度が僅かに上がった
・ファイルセレクタで、不可視属性のディレクトリィも表示する様にし
た
・コマンドライン上からハイエンドモードのグラフィックローダーとし
て利用した場合、フルカラー表示等を行い終了すると、画面が復帰し
ないバグを修正
・テキストページャーで、画像以外のバイナリーファイルをテキスト表
示する時、nullを無視して全て表示するようにした
・その他の些細な変更
・非公開(一部配付)
Ver3.38 ・ LZHファイルのリストアップを LHA等を用いずに内部解析で行うよう
にした。これによって、リスト表示の高速化と、 LHE.COMを LHA.COM
にリネームして使っている環境でも正常に LZHファイルが扱える
・ LZHモード時には、ディスクのラベル名の箇所に LZHファイル名を表
示するようにした
・12ドットフォントデータをメインメモリー上に置いている場合、機
種によってはCPU値の結果が異常に高くなる為、ベンチマークテス
トは16ドットフォント表示に変更した
・テキストページャーのフォントサイズを環境ファイルに保存するよう
にした
Ver3.39 ・98を中心に普及しつつある、16色高圧縮画像形式HG形式に対応した。
Ver3.40 ・フリコレ仕様版